ポエポエクラブ ものしり博士の雑学教室 2014/06/03

13時間目 団子


やあ皆さん。いかがお過ごしかな?
じわりじわりと暑くなってきて、夏の気配を感じるのう!
わしは甘いモノでは特に和菓子が好きでな、
夏になると涼やかな見た目の和菓子が出てくるから楽しみなんじゃ。
一番好きなのは団子だけどのう♪
今回は、和菓子の代表格の団子について紹介するぞ!



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団子は、遣唐使が持ってきた唐のお菓子のひとつ「団喜」が由来らしいんじゃ!
そこから、粉を使うものとして「団粉」小さいものであることから
「団子」というように変わっていった…という説があるぞ!

団子は粉を練り集めたものなので、「集」を意味する「団」が
使われているという説もあるんだそうだ!

さて、団子の中で特に有名な「御手洗団子」について紹介するぞ〜
御手洗社というところで、御手洗祭りという7月の土用の丑の日に
御手洗池に足をつけると疫病が祓われるという言い伝えがあり、
来た人が足をつけ無謀息災を祈る行事があるんだそうだ!

そしていつの間にかこの行事の日に神社の境内で串団子を売る店が増え、
名物になり「御手洗団子」と呼ばれるようになったとか…
御手洗が場所の名前からきているとは…意外な由来じゃな!



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団子という言葉を使った諺を紹介じゃ!


【花より団子】

風流よりも実益、外観よりも実質を重んじることのたとえ。
また、風流を解さない人を批判するときの言葉。
花見に行っても、桜の花より、おいしい団子を喜ぶことからこの諺が生まれたんじゃ。
同じ意味の言葉で、色気より食い気 というのもあるぞ!










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