ポエポエクラブ たっくんのみーつけた! 2014/07/12

第14回 七夕


ママ:たっくん、短冊にお願いごとはかいた?
たっくん:うん!あ、ねえママなんで「七」と「夕」で
「タナバタ」って読むの?「ナナユウ」じゃないの?
ママ:とってもいい質問ね。



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織姫と彦星が年に一度会うことができる日、七夕。
漢字で、漢数字の「七」と夕方の「夕」と書きますね。

七夕は「タナバタ」の他に「シチセキ」とも読むそうで
中国やベトナムなど東アジアなどで節日の1つになっている
んですよ。

もともと、中国の行事だったのが日本に伝わってきたのですが
日本にも「機屋津女」という災害を防ぐために機屋にこもって
神様のお嫁さんになるという話がありました。
その物語をふまえて、旧暦の7月15日は神様が降りてくると言わ
れていただんだそうですよ!神秘的ですね。

この織姫と彦星と機屋津女がまざって「タナバタ」が生まれたのですが
昔は、「七夕」じゃなく「棚幡」といった漢字を使っていました。

そもそも七夕はお盆のような役割もあり、精霊棚とその幡を安置する
のが7日の夕方だったので、7日の夕で「七夕」を「タナバタ」と
言うようになったという説があるんですよ!






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たっくん:へえー!織姫と彦星のお話からこういう漢字になったのかと
思ってたけど、違うんだ!
ママ:漢字は、そのものの形や昔の人の生活の様子から生まれるから
あっと驚く由来がまだまだたくさんあるのよ。
たっくん:そうなんだ!もっと探してみたいな!短冊に書いておこうっと♪



たっくんの漢字の由来


☆【七】:十字に切りつけたところと、切った下の方から
     飛び出たものを表す
ラッキーセブンと人気者の7という数字は、漢字で書くとちょっと
コワ〜イ意味があるんですね。
七という漢字について
(少しコワイ意味なので、反転しています。ドラッグしてみてくださいね!)

昔の内蔵と考えられていたものの数は七つ
お盆の役割を持っていた七夕
亡くなった人を供養する最初の日は初七日
喪に服するのは七月の二乗である四十九日



こう見てみると、漢字の「七」はラッキー成分があまりない
ように感じますね…
これを払うために「七福神」というおめでたい七があるという
話があるんだそうです…!

☆【夕】:月の半分が見える形から、日暮れを意味する漢字


どうでしたか?身近な漢字にもこんな意味があるんですね!






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