ポエポエクラブ ものしり博士の雑学教室 2013/09/12


9時間目 木の衣替え


やあ皆さん!
いかがお過ごしかな?

これから徐々に木々の葉の色が変わって
外の景色が秋色になるのが楽しみじゃ。

秋になると、葉っぱの色が変わる木があるじゃろう。
あれはなぜだかわかるかの?


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葉っぱというのは、葉緑素という「緑色に見えるもの」があって、
それが寒い季節になると、どんどんなくなっていってしまうのじゃ。
そうすると今まで緑色が強くて見えていなかった黄色の素が見えるように
なって、黄色の葉っぱができあがるんじゃよ〜!
銀杏が黄色いのはこれが理由じゃ!

赤の葉っぱはどうなっているのかって?
赤色になる葉っぱは、葉緑素が壊れたあとの葉っぱの中に糖分が残っていて、
その糖分が紫外線の影響で赤の素に変化するから、赤くなるんだそうじゃ!

ここでちょこっとメモじゃ!
色が変わる葉っぱとして有名な2つの漢字を紹介するぞい!


答えは一番最後で紹介じゃ!

さて、秋になると落ち葉が増えるじゃろう?
葉を落とす木を「落葉樹」と言ってな、春夏と太陽の光をたっぷり受けて
栄養をつくる仕事をしていた葉っぱたちが、その仕事を終えて土に帰るために
落ちていくんじゃ。
太陽の光が減る秋と冬は、お仕事ができなくなるからのう。

ずっと緑色の葉っぱを持ってる植物もいるが、
枯れてすぐ新しい葉っぱが生えてるからいつもあるように見えているだけで
実は枯れて落ちているんだそうじゃよ。




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葉っぱの色が変わる木は、
楓・ニシキギ・ウルシ・桜・蔦・銀杏・柳など
たくさんあるから、探して木の種類を調べてみるのもいいかもしれんのう!


☆漢字教室の答え
紅葉:もみじ
銀杏:いちょう
(ぎんなんと同じ漢字じゃが、いちょうとも読むんじゃよ)







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